肉離れについて
肉離れとは!?
筋肉は細い線維状タンパク質が束になっています。まるでゴム紐を束ねたような状態です。
肉離れはこの筋肉が伸びきった状態か、筋線維または筋膜の一部か全部が破断する障害のことです。
特にふくらはぎ、太ももの全面(大腿四頭筋)や背面(ハムストリング)で起こりやすく、激しい痛みをともないます。
肉離れを起こしやすいタイミング
肉離れの原因は、急激な筋収縮のよる筋断裂または損傷で、強い痛みをともないます。ジャンプの着地から次の行動に移るとき、筋肉に激しい筋収縮が起こります。この差が大きいほど、筋断裂の可能性が高まります。 つまり筋肉への負荷が、一瞬で許容範囲を超えることが肉離れの原因です。
肉離れの原因
肉離れの原因は、筋肉が伸びている状態の時に、急激な筋収縮をさせることで、筋肉が耐えられずに切れてしまうのです。ジャンプの着地の瞬間に、ふくらはぎの痛みがあるようでしたら「肉離れ」を疑ってください。念のために肉離れの初期治療を行ったほうがいいでしょう
肉離れの初期治療
●安静(患部を動かさない)
●冷却(入浴などは避ける・湿布より保冷剤)
●圧迫(包帯処置などを行う)
●挙上(患部を高く上げる)
筋肉の柔軟性が問題!!?
筋肉を硬くする原因に「加齢」があります。小学生では肉離れが少なく、高校生ぐらいから徐々に増えてきます。そして20代30代となると、肉離れのリスクはさらに高まります。
その原因は加齢やストレスなどによる線維状タンパク質の劣化(代謝不足・硬化・保水力低下・損傷・回復力低下)と原因と考えられます。
コロナウイルスによる自宅待機期間が続くことによって、筋力低下が起こっていることは間違いありません。
急に普段通りの動きをすること、運動ができる喜びからハードワークしてやり過ぎることには必ず
リスクが伴います。自分の身体の状態を把握し、無理のない所からゆっくり始動しましょう!!